12日、四日市方面へ社会見学に行ってきました。今年は、川越火力発電所・テラ46と四日市博物館へ行きました。

テラ46では、バスで発電所見学、そのあとテラ46で、電気について学習しました。川越発電所は、日本で4位、世界で8位の発電量をほこります。できた当時は、日本1位の発電量だったそうです。電気は生活するうえでなくてはならないもの、でも当たり前すぎて、ついつい、そのありがたみを忘れてしまいます。
電気について学習し、展望台から四日市港を見て、川越火力発電所の煙突を見て・・おや?子どもたちがいない!お天気が良かったので、ほとんどの子が外に出ていました。とても気持ちよく外で遊ぶことができました。
そのあと、バスの運転手さんのはからいで、四日市港の物流のよくわかるところに連れて行ってもらいました。たくさんのコンテナ、たくさんのトラック、そして今まさに輸出されようとしているホンダの車。会社によって、荷物を載せる場所が違ったり、ホンダ専用の船も見つけたりしました。四日市港って、世界とつながっているんだなあと感じました。四日市だけでなく、三重県が世界とつながっているのだ!
お弁当もそこそこに(15分しかなかった!)そらんぽの見学に行きました。
四日市ぜんそくについて、事前に調べ学習もしました。四日市にコンビナートができたことで引き起こされてしまった四日市ぜんそく。空は灰色で、海が近くなると臭くなっていったそうです。そして、咳が出ると止まらなくなり、とてもつらい毎日だったと語り部さんは教えてくれました。
夏になると、暑くて窓を開けます。でも、臭いので窓を閉めます。でもやっぱり暑いので、また窓をあけます。臭いので、また閉めます・・・・の連続だったそうです。当然学習は進まず、先生としても(語り部さんが元先生でした。)大変苦労したそうです。
帰ってきてからの感想には、
・四日市の空が灰色だったなんて、びっくりしました。
・今も、患者さんが400人ほどいると聞いて、「まだ苦しんでいる人がいるんだ」と思いました。
・こんなにひどい病気だとわかり、びっくりしました。
・環境をよくするために、どんな事をしたらいいのかという宿題が出ました。ぼくは、ごみを分別して行くことも大事だと思います。
・プラスティックをごみに出さないことも大事です。
・一人一人の心がけが大切だと思います。
・400人の患者さんを0にするために、今後ぜったいに悪い空気は出さないようにしたらいいと思う。
・公害がたいへんだったときの苦しみを未来へ未来へ伝えていきたい。
・多くの人を苦しめてきたので、今後そんなことがおきないようにしていきたい。
など、自分でしっかりまとめられていました。