おすすめの本③
片岡 里央 先生「あおくん と きいろちゃん」 レオ・レオーニ
なかよしのあおくんときいろちゃん。
そんな2人に起きたハプニングが、楽しかったり悲しかったり。
ちぎり絵のような優しいタッチで描かれた絵本で、子どもの頃から大好きです。
絵の具の混ぜ色の勉強にもなります。
廣田 尚美 「モモ」「はてしない物語」 ミヒャエル・エンデ
小さい子向けだと・・「エルマーと竜」 「いもむし列車」 「オオカミ王ロボ」など
子どものころ、たくさんの本を読みました。好きな本もたくさんありますが、
ふっと頭に浮かぶのはミヒャエルエンデの2冊です。「はてしない物語」は表紙のことが物語の中にも出てきてワクワクした記憶があります。
中山先生のおすすめの「バムとケロ」など島田ゆかさんの本は息子が小さいころに大好きで全部持っています。
内藤 薫 教頭先生
「兎(うさぎ)の眼」(灰谷健次郎 作)
新任の教師として姫松小学校の1年4組を担任した小谷先生が、子どもたち格闘しながら心のつながりを深め、子どもたちとともに成長していく物語です。
1年4組の中で毎日起こる奇想天外な様々な出来事に、ハラハラ、ドキドキしながら、読んでいたことを思い出します。クライマックスではクラスの一人ひとりの個性がジグソーパズルのようにきっちりとはまり合って、どの子も先生もキラッと輝く素敵な学級になります。読み終わった後、心がとっても温かくなる1冊です。高学年向きの本です。
「ろくべえま
ってろよ」(灰谷健次郎 作) ろくべえという犬が深い穴にはまっているのを見つけた1年生の子どもたち。何とか助け出そうと、必死に考えます。でもなかなかうまくいかない。大人の人に助けを求めるが、真剣に取り合ってくれない。だんだん元気をなくしていくろくべえ。「しっかりしろよ、頑張れ、助けてやるからな……」と必死に声をかけ続ける子どもたち。最後は、みんなで知恵を絞り、力を合わせて、何とかろくべえを助け出すことができました。助け出せたとき、思わず一緒に「やったー!」と叫びたくなる作品です。
「教室はまちがうところだ」(蒔田晋治 作)
教室のみんながこんな気持ちを持てば、クラスが安心できるとても居心地のいい場所になるはずです。この本の表紙のように笑顔いっぱいのクラスになるといいですね。
元気、勇気がわいてくる1冊です。