現在、三重県立総合博物館に展示されている「ミエゾウ」の臼歯のうちの一つは、黒田小学校のある三重県津市河芸町北黒田で見つかったものです。
このミエゾウは、以前はシンシュウゾウと呼ばれていましたが、より詳しく調べた結果、ミエゾウと呼ばれるようになりました。
このゾウのいた、約300万年前の黒田小学校の周りは冬場にあまり寒くならない温暖な気候でした。
そんな環境の中ミエゾウは、黒田や河芸の地域を歩き回り、生えていた柔らかい葉を、今回発見された臼歯でよくかんで、食べていたのではないかと考えられています。
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三重県総合博物館 ミエゾウ(Stegodon miensis)の臼歯ミエゾウの臼歯