令和2年8月17日
保護者様
津市教育委員会
熱中症の危険性が極めて高い場合の対応について
新型コロナウイルス感染症対策及び熱中症対策につきましては、各ご家庭においてご対応いただき、ありがとうございます。
さて、全国的に熱中症が警戒される中、三重県内においても気温が35℃を超える猛暑日となるなど、連日厳しい暑さが続いています。
このような中、令和2年7月1日より関東甲信地方の1都8県にて「熱中症警戒アラート」の配信が試行的に実施され、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される際に熱中症予防行動を効果的に促すための取組が進められています。「熱中症警戒アラート(試行)」は暑さ指数(WBGT)の値が33℃以上になると予想した場合に発表され、その際は「不要・不急の外出を避け、涼しい屋内で過ごすようにする」「空調機器が設置されていない屋内及び屋外での運動や活動等の中止・延期等を検討する」等の予防行動例が示されています。
本市においては、今年度、夏季休業期間中に授業日を設け、8月17日(月)から二学期が開始することから、お子様の下校時刻に熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境となることも考えられます。
つきましては、お子様の健康被害へのリスクを避けるため、別紙のとおり実施することといたしますので、ご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。
なお、「臨時休業」となった場合、放課後児童クラブにつきましては、気象に関する警報発令時等の対応と同様「閉所」となりますので、放課後児童クラブをご利用いただいている保護者様におかれましては、併せてご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。
給食後下校となった場合は、学校と放課後児童クラブにおいて調整を行い、お子様の居場所を確保いたします。
熱中症の危険性が極めて高い場合の対応について
熱中症予防情報サイト(環境省)の津市における暑さ指数(WBGT)[通常の暑さ指数]の予測(3時間ごと)をもとに判断を行うこととし、暑さ指数(WBGT)予測が33℃以上となる時刻がある場合は、以下の通りとします。
その際には、学校より各ご家庭に向け、メール及び文書等でお知らせします。
1 期間
令和2年8月18日(火)から8月31日(月)
2 暑さ指数(WBGT)の予測が33℃以上となる時刻がある場合の対応
(1) 前日15時の段階で、翌日の9時から12時の間(12時を含む)に暑さ指数(WBGT)33℃以上の予測が発表された場合
➡翌日は、臨時休業とする。
(2) 前日15時の段階で、翌日の12時より後(12時を含まない)に暑さ指数(WBGT)33℃以上の予測が発表された場合
➡翌日は、午前中の授業のみとし、給食後、直ちに下校とする。
(3) 前日15時より後に、翌日の9時から15時の間に暑さ指数(WBGT)33℃以上の予測が発表された場合
➡翌日は午前中の授業のみとし、給食後、直ちに下校とする。
※下校時に熱中症の危険性が高くなることも考えられることから、児童生徒の見守りを行うなど、安全な下校にご協力いただきますようお願いします。
<参考>
熱中症予防情報サイト(環境省)の津市における暑さ指数(WBGT)[通常の暑さ指数]の実況と予測については、以下のサイトでご確認ください。
【熱中症予防情報サイト(環境省)】
暑さ指数(WBGT)の「津」の実況と予測
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php
※暑さ指数(WBGT)とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指数で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射などの周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標です。
単位(℃)は同じですが、気温とは別の値です。
(保護者宛て)熱中症の危険性が極めて高い場合の対応について(通知).doc
(参考資料)判断例.xlsx