6月4日(水)に自己調整学習の第一人者である葛原祥太氏と津市教育委員会教育研究支援課の指導主事を講師としてお招きし授業研究会を行いました。
今回は少人数の特色を生かし、全校児童が多目的ホールに集まって算数科の授業を進める全校算数に取り組み、協働的な学習における自己調整学習の在り方について検討しました。
全校算数の大きな目的は、子ども達が学年の枠を超えて学び合う姿の実現です。授業では高学年の子が、低学年や中学年の子に教えている姿や、学年の近い子と一緒に考え合う姿が見られました。
低学年の子は高学年の学習の姿を見て、「自分たちも高学年のように自分たちでいろいろ調べたり、考え合ったりして学んでいきたい。」と思ったり、高学年は低学年や中学年に教える時に、説明の難しさを感じたりしていました。
これからも、全ての学年で学び合える学校を創造するために研究を進めていきたいと思います。
