5月17日(水)、市内の小中学校に案内を行い、本年度第1回目の公開授業研究会を開催しました。
研究主題は、「自ら課題を発見し、主体的・協働的に学習に取り組む生徒の育成~聴き合う関係を大切にし、仲間と共に探究できる授業づくりをめざして~」です。文部科学省の示す「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善」について、本校では、「学び合う学びの授業づくり」を手段として取り組み、今年で10年目を迎えます。
ペアでの学習、グループでの学習を授業に取り入れ、教えられる授業から学び合う授業へ、話し合うのではなく仲間の考えを聴き合う関係を大切にすること、深く探究する課題にじっくり取り組むこと、しっとりと落ち着いた雰囲気のそれぞれが自らの課題に向かうこと、仲間の学びを尊重することなどに取り組んでいます。
新型コロナの影響で、この3年間は、ペアやグループの学習が制限され、つながる関係づくりに苦労してきました。新型コロナも収束傾向にあり、今年度は研究推進に力を入れていきます。生徒たちの「主体的、対話的で深い学び」の実現をめざし、確かな学力の育成を図ります。