1年生を対象とした性教育の一環で、6月23日に行った性教育講演会に続き、7月4日の午後に乳幼児と触れ合う授業を行いました。本校の保護者でもあり、安濃町内にあるコミュニティ型ヨガスペース「kukuna」の内田侑希さんを講師として迎え、10組の親子にも参加いただき、実際に乳幼児を「抱っこ」させてもらう体験をしました。「抱」は手へんに「包」と書きますが、包の「己」は胎児を意味するそうで、胎児を包む胎衣の象形で、「手」はそれを包み込む動作を表しているそうです。つまり「抱」は両手を使い、胎児を包み込むように抱きかかえる様子を文字で表現したものです。子どもがせがむから抱っこするとか、歩かせるより抱きかかえて移動した方が楽だから抱っこするとかでなく、愛情をもって両手でしっかりと優しく抱きかかえることが「抱っこ」だそうです。そしてそのように抱いた子どもから、命のぬくもりを感じることができるのも「抱っこ」だそうです。命は目に見えるものではありませんが、生徒たちは乳幼児を抱っこして、確実に命の重さや大切さを感じることができたと思います。
【乳幼児と触れ合う様子】

