5月27日、期末テストが終了した後の4限目に避難訓練を行いました。地震が起きたという想定で、揺れている間は机の下で頭部を守り、揺れが収まった後にグラウンドへ避難をしました。はやい学年で3分程度で点呼が終了し、校舎3階の学年は4分程度で避難しました。「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、避難グッズや備蓄品を備えておくだけでなく、日頃から「今、地震が起きたら・・・」と想像するとか「何かあったら〇〇に集まろう」と決めておくとか、物ではない備えも必要です。防災も大事ですが、最近は災害の後の二次的な災害を少なくする「減災」が唱えられています。大災害の後に奇跡的に助かった人々のエピソードがよく語られますが、どの話においても日頃からの訓練や備えによって、偶然ではなく必然に助かっています。災害時には体力のある中高生は災害強者と言われ、自分以外の命を守る人材として期待されています。毎日ではなくていいので、折に触れて防災や減災について考えていきたいものです。
【避難訓練の様子】

