6月14日(土)の午前に、東観中学校の体育館で安濃地域防災訓練が行われました。天気が良ければグラウンドで行いましたが、雨天のため体育館での実施となりました。グラウンドであれば水防訓練(積土のう)や救出・救護訓練がありましたが、それ以外の救急訓練、初期消火訓練、段ボールベッド組立訓練、煙くぐり体験、起震車体験などが行われました。期末テスト期間のため、中学生の参加は少なく、地域住民の方が中心の参加となりましたが、地域で大きな災害が起きた場合、自分で自分を助ける「自助」はもちろんのこと、共に助け合いながら避難する「共助」は、より必要な手段となります。消防や自衛隊による救助は「公助」となります。共助のために地域住民が顔見知りになっておくことが大切なため、行政や消防などの公的機関がこのような地域ぐるみの訓練を開催することも「公助」の一環です。災害が起きないことが一番ですが、南海トラフ大地震の発生確率が上がっていることを考えると、このような機会に家族で大災害を想定した話をしておくといいのではないでしょうか。
【防災訓練の様子】

