1月17日(金)の午前中に2年生を対象とした救命救急講習を行いました。三重大学医学部「きゅうめい部」の学生5名が講師となり、AEDを使った心肺蘇生法などを学習しました。生徒の中には職場体験学習の自衛隊で体験した生徒もおり、一生懸命取り組む姿に講師の学生も感心していたようです。午後からは全校生徒で避難訓練を行いました。地震による火災発生で避難するという設定ですが、今回は訓練をすることを事前に伝えず、授業中にいきなり「訓練です」と緊急地震速報を放送し「調理室で火災が発生したため、避難してください」と抜き打ちの避難訓練でした。にもかかわらず、生徒たちは迅速に避難しました。5分の避難時間を想定していましたが、約4分でグラウンドへの避難を完了しました。安濃分署の署員の方に訓練の状況を見ていただき「突然の訓練でも落ち着いて避難できていたが、実際の災害で火や煙の中を非難するとパニックになりやすいことを覚えておいてほしい」とアドバイスをいただきました。そしてこの日は30年前に阪神淡路大震災が起きた日でもあります。これまでの震災の教訓や避難ついて考えることは、緊急時の落ち着いた行動にもつながり、それが最終的に大切な命を守ることにもつながります。
【救命救急講習の様子】
【避難訓練の様子】