先週の1週間、生徒会発案の「残食0ウィーク」に全クラスで取り組みました。これは津市教育委員会が主催したリーダー研修会に参加した生徒会が、津市がめざす脱炭素社会について、各校で何か取り組めることはないかという問いに対して、食品ロスにつながる給食の食べ残しを減らそうと考えた取組です。生徒会のアイデアと、それに応えた生徒たちのおかげで、先週の残食はほとんどありませんでした。給食を作っている調理員さんたちも大喜びでした。その給食調理員さんたちに生徒会がインタビューをして、給食を作る思いや気をつけていること、生徒へのメッセージを録画し、今週中に各クラスで視聴することになっています。インタビューでは「美味しく食べてもらうこと」「食中毒や異物混入などないよう衛生面に気をつけていること」「中学校で給食は終わるので、思い出に残る給食を心掛けていること」「3~4人でチームワークを大事に作っていること」などが話題となり、最後に「愛情をこめて作っています」「一生懸命作っているので、苦手な食べ物も挑戦してほしいです」「美味しかったと声をかけてくれることが嬉しいです」と語っていました。廃棄される食品の焼却に多大なエネルギーが使われ、その際に多くのCO2が排出されます。小さな中学校の小さな取組が、食べ物を大事にする心を育み、さらに地球温暖化を防ぐ一助となることを願います。
【残食0ウィークの結果】