家庭科の授業で防災について学んでいます。そこで本校技能員の奥田さんが元自衛官ということで、自衛隊から自治会を通して配付される緊急支援物資(食料)を用意していただき、生徒たちに説明してもらいました。小さな段ボールですがアルファ化米や乾燥わかめなど、50食分が入っているそうです(味はほとんどしないようです)。非常変災時に自衛隊もすぐに現地に向かいますが、まずは行方不明者の捜索などが任務となり、避難者の支援業務は数日たった後に炊き出しなどを行うので、各家庭で1~2週間ほどの非常食を蓄えておく必要があるそうです。何度も繰り返し生徒へ伝えていたことは「自分事として捉える」でした。いつ災害がやって来るか誰にもわかりませんが、「自分たちならどこに、どうやって避難するのか」「自分たちなら何を食べてしのぐのか」を家族で話し合っておくことが必要です。
【緊急支援物資の説明の様子】