2月27日に反差別・人権研究所みえ(ヒューリアみえ)の原田朋記さんと2回目の出会い学習をしました。
『 自分の立つ位置を変える~だれかのためにではない自分のために~』の演題でお話を聞きました。今回は、これまで社会科で学んできた
今も残る「部落差別」について、自分が変わるきっかけと
なった出会いと経験をもとに話してくださいました。
原田さんから投げかけていただいた、
「今の自分はどこに立っていますか?自分やまわりをどうした
いと思っている? どうすれば自分もまわりも安心できる?」
「だれかを不安にさせてない? だれかが一歩をふみ出す機会を
うばっていない?」
を自分に問いかけ、自分を見つめ直すことができました。そして、今の自分を語り、自分たちの今と部落問題を重ね合わすことができました。
学んでいく中で、差別は差別される側に理由はなく、する人がいるからなくならないこと、自分が差別しなければなくなるのではなく、なくす行動をしなければ差別のない社会にはつながっていかないことに気づきました。「(差別について)考えるのも大事だけど、人へと伝える、広めないと意味があまりないことが分かった。」「差別をなくすため、もっと行動する。」「差別に気づいていないだけで差別してしまっているかもしれないから、自分も行動を考えたいです。」と、行動につなげていくことが大事だと考えました。子どもたち一人一人が「今の自分」について考えるいい機会を作っていただきました。