4年生の朝の読み聞かせがありました。今日の絵本は、「せいぎのみかたドラフラ星人の巻 作 みやにし たつや」「ようかいりょうりばんづけ 作 澤野秋文」でした。
「せいぎのみかたドラフラ星人の巻」は、宇宙からやってきた見た目が悪役のいいモンスターが、見た目はヒーローの悪役と戦うお話でした。このモンスターは、小さい時に人間の子供に殺されかけたのを助けてもらった恩を返しに、大人になった少年を助けにやってきました。でも、言葉がしゃべれない、そして見た目が・・・。
言葉が通じなくても、イケメンでなくても、それによってたとえみんなに信じてもらえなくても、守りたい人を守る。そんなドラフラ星人の気持ちが伝わってくる絵本です。人を見た目で判断してはいけない。真の正義のみかたは、人をおもいやることのできる人。自分はどうであるかを考えさせられる絵本でした。
「ようかいりょうりばんづけ」は、ようかいの世界の覆面調査員のざしきわらし・とうふこぞう・すねこすりが人間の世界で妖怪好みのおいしいものを紹介しようとしています。好みのお店を見つけたのですが…
この絵本は、ボランティアさんが、自分のお子さんに、「どんな本がいい?」と聞くと、「ようかいりょうりばんづけ」をすすめられたそうです。お子さんが4年生の時に読んでもらった絵本で、とても心に残る1冊になっているようです。