三重県教育委員会主催のがん教育講演会が、榊原小学校を会場に行われました。
生涯のうち日本人の2人に1人がかかる可能性があるといわれるがん。
埼玉医科大学総合医療センター緩和医療科・呼吸器科外科教授の儀賀理暁先生に、5・6年生ががん教育の授業をしていただきました。
早めに到着された儀賀先生は、運動場や校舎の中で、パチパチと写真撮影。
それらの写真をまじえながら、「『わたし』が生まれたことの大切さ」から授業は始まりました。


「どうしてがんになるの?」
「がんを防ぐチャンスは日常生活の中にあるよ」
「がん ≠ 死」
がんについての正しい知識を学びます。
そして、儀賀先生が出会った患者さんのお話を聴き、
「どんな人に『助けて』っていえる?」
「相談できる人ってどんな様子?」
歌詞を一緒に考えて表現します。

「命に限りはあるけれど、どんな『わたし』でいたいのか
答えは君たちが創るんだ」
「分からないこと、知らないことはダメなことじゃない。ワクワクすること。
学ぶことは生きること」

子どもたちとともに、がん教育を通して、自分の在り方や生き方を考える時間となりました。