3月19日(木)、新型コロナウィルス感染症対応のため、6日(金)から延期となっていた卒業式を行うことができ、115名の卒業生に卒業証書を渡しました。

卒業生の保護者の皆さんの参加については、12日(木)に津市教育委員会の指導のもと、参加をお認めすることを連絡しました。会場の椅子の間隔を空け、開式前までと閉式後には換気を行い、参加者にはマスク着用などの咳エチケットやアルコール消毒に協力してもらい、感染予防策を行う中での卒業式になりました。また、式典の内容についても時間短縮のため、来賓祝辞や教育委員会のお祝いのことばなどを省き、卒業証書はクラスの代表の生徒に手渡す式となりました。
練習、打合せの時間がほとんどなく、このような状況の中での卒業式となりましたが、卒業生たちの立派な態度と卒業を祝福してやりたいという保護者、学校職員の思いで、厳粛な中にも温かい雰囲気の卒業生たちの門出にふさわしい式典ができたと思っています。

校長式辞では、次のことをお話ししました。
・ 11月の全校人権集会で自分のことを語った姿、仲間に思いを返した姿は、南郊中の誇りであり、これからも自分のことも周りの人のことも大切にして歩んで行ってほしい。
・ 今回の卒業式のように予期せぬ事態に直面したときには、3月2日の1回限りの練習で確かめ合ったように、「今、できることを精一杯やること」でその難局をぶち破ってほしい。
・ 4月からの新しい生活の中には、いつもそばにいた学年の先生たちはいないが、新しく出会う人とつながり、自分の力で自分の道を切り拓いていってほしい。
在校生送辞では、2年生の長谷川さんが、行事や部活動の中で、3年生の先輩方が笑顔で仲間と支え合って必死に活動する様子を見て、その姿がプレッシャーに負けそうなときの今の自分の目標になっていると話し、人権集会では、涙を流しながら自分の想いを語り、優しく真剣に返す姿を見て、学年で1つになろうとしていることが伝わり、「先輩方の姿を引き継ぎ、仲間を思いやり、笑顔であふれる南郊中を作っていきます」と述べました。

答辞では、卒業生を代表して市野さんが、学校生活を振り返り、部活動では、仲間に囲まれ喧嘩したり、喜び合ったり、涙したりして、ともに1つの目標に向かって頑張った、体育祭や文化祭では、勝つこと、賞を獲ること以上に、クラスのことが好きになり、比べようのない誇りを感じたと話しました。そして、「緊張と不安の中、自分の思いを伝えてよかった。自分の中で整理しておくべきことやこれから考え続けていくべきことに気づかせてもらった」と3年間の人権集会を振り返り、「仲間との関係に迷い、葛藤する学校生活を送る中で、隣に誰かがいてくれたこと、仲間のことを考えて行動してくれる仲間の姿を見られたことで、自分がどうありたいのか考え、行動や言葉に表すことの大切さに気づいた」と話しました。結びの部分では、家族への感謝の気持ちを表すとともに、各クラスの代表が学年の先生たちに感謝のことばで呼びかけました。

卒業生の皆さんの健康とこれからの更なる活躍を心からお祈りいたします。
