28日(水)、2年生のウエダサユリさんのきずな教室卒室式を行いました。きずな教室は、津市教育委員会がやっている初期日本語教室で、日本語が十分でない子どもたちが学校で困らないように、基本的な日本語の勉強をしてくれる、言わば土台作りのような教室です。サユリさんは、4月の日本語が全くできない状態から、夏休み中も一生懸命勉強して、少しずつ日本語が分かったり、話せたりするようになりました。今では、挨拶や簡単な会話もできるようになっています。
卒室式では、みんなの前で、日本に来てからの不安な気持ちや、日本の暮らしの良いところ、将来カウンセラーになって困っている人の話を聞いて助けたいという夢を語ってくれました。そして最後に「高校に行きたいから、これからも勉強頑張ります」と締めくくってくれました。
言葉が通じない中での生活は、想像以上に不安なものだと思います。卒室したこれからが本当に大事な時。子どもが安心して夢に向かっていけるように、みんなでサポートしていきたいと思います。
スピーチの様子

クラス代表の挨拶
