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2021/07/15

1年”届けよう、服のチカラ”プロジェクト

| by 校長
 SDGs(持続可能な開発目標)。最近、よく耳にすることばですが、SDGsは、世界の国も地域も、企業も個人も、あらゆる人々が協力して、世界の明るい未来のためにがんばろうと国連で決めた、2030年までの17の目標です。このSDGsについて、1年生が総合的な学習の時間を使って調べ、自分たちができることは何かを考え、行動にうつすことを目指した学習に取り組んでいます。

 その活動の1つとして、手始めに学年全体で取り組んだのが、”届けよう、服のチカラ”プロジェクトです。ユニクロ、GUが提供する参加型の学習プログラムで、生徒たちが主体となって、着なくなった子ども服を回収し、難民などの服を必要とする人々に届けようというものです。

 最初、6月18日(金)にユニクロ津島崎店の坪倉さんに出前授業に来ていただき、SDGsの意味、リサイクルの意義、服のチカラとは何か、このプロジェクトの目的などについてお話を聴きました。生徒からは、「会社にとってどんなメリットがあるのですか?」、「着なくなった服は、燃やすより海外に運ぶ方が、COがたくさん出るのでは?」などの質問や疑問が出され、坪倉さんに答えていただいたものもありましたが、これから自分たちで調べたり、考えたりしていくきっかけにしたものもありました。

 1年生の室長・副室長からなる代表者会が中心となって計画し、7月6日から8日までの3日間、服の回収を行いました。家から持ち寄った服を朝の学活までに、代表者会の生徒が待ち受ける学習室まで届けます。中には、新品のままタンスに眠っていたもの、「これ、小学校のときに着とったよなあ」というお気に入りだったものを出してくれる人もいて、段ボール9箱分が集まりました。

 このあと、集められた服たちは、指定されている倉庫に発送されます。そのあと、難民キャンプに届けられ、その様子をまとめたレポートが学校に送付される予定です。

 SDGsの学習は、2学期以降も継続していきます。学習をとおして、将来、このようなプロジェクトを立ち上げるこのとのできる力を育むことを目指していきます。

19:26