10月27日と28日に2年生を対象とした救命救急認定講習が行われました。津市消防本部や安濃分署の署員の方々が講師となり、約1時間の座学で心肺蘇生法やAEDの使い方をDVDを視聴しながら学習し、約2時間の実習で体験しながら丁寧に教わりました。保健体育科の保健分野の学習内容であり、多くの中学校で消防署や日本赤十字、大学の救命部などの協力を得て、講習を行っています。しかし近年、熱中症をはじめ津市内で救急搬送を伴う事案が急増し、救急車両が到着する間の救命救急ができる市民を増やすことが急務となっています。そこで今年度から中学校2年生を対象に、津市消防本部が認定講習を行うことになりました。毎年中学生が講習を受けることで、将来的に救命救急ができる市民を増やすことが目的です。救急車両が到着する約5分間に施す救命救急が生死を分けると言っても過言ではなく、一つでも多くの命を救う術を学んでおくことは大切です。
【救命救急認定講習の様子】

