1927年頃、日本とアメリカの関係が悪くなることを心配したアメリカ人のギューリックさんという人がアメリカ国民に呼びかけ、約13,000体の「青い目の人形」を集めて、日本の各学校へ贈ってくれました。
ところが、太平洋戦争が始まると、この「青い目の人形」は敵国の人形として、焼かれたり、捨てられたり、中には竹やりの的とされた人形もありました。現在、日本に残っている「青い目の人形」は約300体で、三重県にはたった9体しか残っていません。その内の貴重な一体が、この新町小学校に残されています。
この人形は、8/6(土)から8/7(日)まで津リージョンプラザで開催される「津平和のための戦争展」で展示されます。その他、新町小学校に残されている貴重な資料の数々も展示される予定ですので、この夏の自由研究として参考にしてみてください。