平成30年度は、次の2つを研究テーマとし、調査・研究を実施しました。
〇 小学校外国語科における「読む力」「書く力」の育成 ~フォニックス指導を通して~
〇 中学校における4技能習得のための授業改善 ~新学習指導要領をふまえて~
小学校での研究は、高学年においては、中学年の外国語活動における「聞くこと」「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表)」の3つの領域に加えて、「読むこと」「書くこと」の5つの領域としていることから、文字と音の関係に注目して学習するフォニックス指導を取り入れることで、「読む力」「書く力」を高めることができるかを検証します。
中学校での研究は、教科書を用いる学習活動と合わせて、文部科学省が英語力の指標としている英語検定の問題や、検定基準を授業に取り入れることで、「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」の4技能を高めることができるかを検証します。
調査・研究に際しては、平成29年3月31日に公示された新学習指導要領の趣旨を踏まえ、各学校の指導・実践に直結する内容にしていきます。
研修員さんのページでは、研修員が日々の研究活動について綴っています。ぜひご覧ください。