ボランティアの方々による1学期最後の読み聞かせでした。
6年教室では「BLUENO(ブルーノ)」という本を読んでいただきました。
このようなあらすじです。ある日、平和な王国をすさまじい嵐が襲いました。娘がけがをした村人のタルカスは、王様が助けにくるのを信じて待ちます。一方、王様は、どうすれば多くの国民を助けられるか悩み葛藤します。タルカスと王様、それぞれの立場から描くことで見えてくるそれぞれの真実があり、たくさんの涙が流れたあとにある結末が訪れるというものです。
この本は、右開きに読み進めていくと村人の立場、左開きに読み進めていくと王様の立場で物語が描かれており、真ん中でそのストーリーが一つになるというつくりになっているのです。
さすがは6年生、そのような構成になっていることに気づき、感想ではそのことを発表していました。
学年に応じた本を選んでいただいていることに改めて感謝です。
この1学期、たくさんのすてきな本を子どもたちに出会わせていただき、ありがとうございました。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。