9月30日の4限目に地震を想定した避難訓練を行いました。各学年別に避難経路が設定してあり、全ての学年がグラウンドに避難しますが、現在改修工事のため、3年生の避難経路が使えません。そこで今回は3年生の生徒たちが避難経路を自分たちで考えました。各クラスでの話し合いでは
、グラウンドへの避難やそれ以外の場所への避難、避難経路の安全性や移動距離など、様々な想定をして議論しました。その後、各クラスの代表が集まり、それぞれのクラスで話し合ったことを交流し、最終的に3年昇降口から出て、校舎の北側に避難することになりました。全校生徒が一箇所に集まらないため、全員が避難したかどうかの確認には時間がかかりましたが、3年生は自分たちで考えた避難経路だったため、いつも以上に真剣かつ迅速に取り組む様子が見られ、避難指示から2分強で避難場所に移動することができました。実際の災害では設定した避難経路が通れないことや、予期せぬ事態に陥ることも考えられます。防災や避難について、よりリアルに取り組んでいくためにも、今回のように生徒たちも交え、あらゆる想定をしながら、避難経路や避難場所について議論していくことが大切であると思えた避難訓練となりました。
【避難訓練の様子】



