租税教室(6年生)を行いました!
6月13日(木)3限目に、6年生は、税に対する理解を深めるため「租税教室」を実施しました。まず、子どもたちに身近な消費税を例にして、税の流れと、税の使われ方の仕組みについて、教えていただきました。その後、税金と公共サービスがなければどうなってしまうのか、アニメ教材を用いて学習していきました。子どもたちは、視聴したアニメ教材を通して、「火事のために消防車を利用した料金の請求書が届いた」「ごみ収集の民間企業が倒産して、町がごみであふれている」「壊れた橋がそのままの状態」「公園がなくなった」「警察の仕事も有料になる」など、私たちの生活が不便になることがたくさんあることが分かりました。学習する前、消費税がなければよいと思っていた子どもたちも、消費税などの税金は大切なんだということが理解できたようです。その時に税務署の方が語った「税金は、社会で生きていくための会費みたいなもの」という言葉が印象に残りました。また、課題があることも教えていただきました。2023年度現在、国民一人当たり867万円の借金があること、少子高齢化によって納税をする人が少なくなり、働く人の負担が大きくなることなどです。そして、こういう時だからこそ、一人一人が税金を納めることの大切さを理解していく必要があることを教えていただきました。最後に、子どもたちは1億円(見本)の重さを体感して租税教室を終えました。