2023,2,2
人権を考える会
栗真小学校では、毎年この時期に、低学年・中学年・高学年の兄弟学年で一緒に、人権について考える会を開いています。 1・2年生では、「自分の気持ち みんなの気持ち」というテーマで、同じ出来事でも、人によって感じ方が違うことを知り、友だちの気持ちを受けとめたり、自分の気持ちを伝えたりすることについて話し合いました。
3・4年生では、「男の子 女の子と分けられることについて」というテーマで、性別にとらわれる必要のないことについて話し合いました。まず初めに、「男だから〇〇」「女だから〇〇」と言われた経験を発表しました。すると、子どもたちは、「男だから泣くな」「女の子なのになんでスカートはかないの?」など、言われた経験がある子がいましたが、そのようなことを言われたことがなかったり、聞いたことがない子もいました。男の子と女の子で分けられていることが身近にあるかについて3,4年生合同グループで話し合い、男女で分けられることについて思うことを伝え合いました。話し合う中で、色やスポーツ、服装、職業などは分ける必要はないが、トイレや着替えは分ける必要があるという意見が出て、子どもたちは「そうだよね!」と共感していました。
最後、世界で活躍している女子サッカー選手「澤穂希さん」や男性でキャビンアテンダントをされている方など、男女関係なく活躍されている方を紹介しながら、性別関係なく自分が「なりたい」職業を選ぶよう子どもたちに伝えました。
5,6年生は「インターネットによる人権侵害」というテーマで、話し合いをしました。インターネットは正しく使えば、便利なものである反面、使い方を誤ると誹謗中傷やいじめ等、人を傷つけることになり、場合によっては、犯罪の被害者や加害者につながるケースもあることを話し合いました。