5年生が食育の学習をしました!
12月4日(水)に、白塚小学校の栄養教諭の先生に来ていただき、「給食から自分たちの身のまわりの食について、できることを考えよう」についての学習をしました。導入では、「ある日の給食の食材の中で、輸入品を予想して○で囲もう」の問題に取り組みました。この問題を解いていく過程で、輸入品、国産品、三重県産品を分類していきました。分類してみると、砂糖や油などは輸入品でしたが、食材の多くを占める野菜類はほぼすべて国産品でした。津市の給食の食材については、①安全安心の国産②できれば三重県産 ③牛乳は三重県産 ④小麦の一部は三重県産 ⑤コメは津市産 を徹底しているそうです。
次に、食料自給率について学習しました。アメリカやフランス、スペインなどの国は、食料自給率が100%を超えています。オーストラリアは、200%もあります。それに対して、日本の食料自給率は、38%とかなり低いです。日本という国が、食料をいかに外国に依存しているかが分かります。外国との関係が悪くなり、貿易がうまくいかなくなると大変なことになるということが分かりました。
最後に、津市の給食の取組が、日本の食料自給率を高めることに貢献していることを学習しました。ここでは、①三重県産の大豆・豆腐・みそ②和食・コメ・野菜 ③米粉入りパン ④地産地消 の4つのテーマの中から1つを選び、グラフなどの資料を参考に、キーワードの言葉を使いながら、津市の給食の取組が日本の食料自給率を高めることにどのように関わっているのかを、理由を交えて文章で説明をしようという課題に取り組みました。津市の給食の取組が、日本中に広がっていくことで、少しでも日本の食料自給率が高まっていくといいですね。