食育の授業でも複線型の授業をしています!
12月4日(水)の5年生の食教育の授業において、4つのテーマの中から1つを選び、グラフなどの資料を参考に、キーワードの言葉を使いながら、津市の給食の取組が日本の食料自給率を高めることにどのように関わっているのかを、理由を交えて文章で説明をしようという課題に取り組みました。
この課題に取組を参観していると、自然と複線型の授業になっていました。5年生の子どもたちは、津市が進めている授業づくりである「複線型の授業」を、4月当初から取り組んでいます。自分の好きなテーマを選び、ある子はひとりで、ある子はペアやグループで相談しながら、ある子は先生の支援を受けながら、自分で選んだ方法で、課題に取り組むという授業形態です。難しい言葉で「個別最適な学び」と言われています。今回の課題についても、複線型で課題に取り組んでいました。先生の指示に従い、一斉授業で育ってきた方々にとっては、なぜ授業中に勝手に立ち歩くのか、なぜあちこちで複数人が話をしているのか、なぜ先生は注意をしないのかと、疑問に思われると思いますが、これからの日本の授業は、このような複線型の授業を取り入れた授業へと、変換していきます。5年生の授業を視察のために来校した津市教育委員会の先生方からも、子どもたちが活き活きと取り組んでいると、お褒めの言葉をいただいています。