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2024/02/08

いのちの授業

Tweet ThisSend to Facebook | by 栗真小学校 校長用

 低学年で「いのちの授業」を実施しました!
 2月6日(火)2限目に、助産師の前田亮子さんから、命の始まりである受精卵のことや、おなかの中で胎児がどのように育っていくのかということを話していただきました。また、命が誕生するまでの母親や家族の思いや、命がけで出産にのぞむ母親とともに、赤ちゃん自身もがんばって産まれてきたこと、そして、多くの人の祝福があって産まれてきたことなども話していただきました。さらに、産まれてきたことによって、まわりの人たちを幸せな気持ちにさせていたのだということ、たった1つの自分の命とともに、友だちの命も大切にしていかなければならないことなど、一人ひとりの自尊感情を高められるような内容でまとめをしていただきました。ほかにも、赤ちゃんの心音と2年生の子の心音を聞き比べしたり、胎児と同じ大きさで同じ重さの人形を抱かせてもらったりもしました。子どもたちは自分もこんなふうに育ってきたんだなということを知り、驚いた表情をしている子も多くみられました。

 子どもたちは、この授業を通して、自分たちが生まれてくるのを家族が楽しみにしてくれていたことを知り、自分たち一人ひとりが大切な存在であることに気づくよい機会となりました。そして、自分たちが「生きている」ということだけで周りの人を幸せにしている、とても大切な存在であるということも知ることができました。今回の学習をきっかけに、子どもたちがお互いに大切な存在であることを意識して、友だちとかかわり合っていくことができたらなと思います。



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