「人権を考える会」を実施しました!
栗真小学校では、毎年この時期に、「人権を考える会」を実施しています。今年度も、「気付こう 伝えよう 受けとめよう」のテーマで、身近な人権課題について、低中高別に話し合いました。どの学年部でも、授業を始める際に、「人権とは、どの人も大切にされる権利があるということ」「この授業は、みんなが安心して楽しく過ごせるためには何が大切なのかを考える会であること」を確かめたうえで進めていきました。
低学年は、1月31日(水)5限目に、「自分の気もち みんなの気もち」という題材で話し合いました。様々な表情の絵が描かれているカードを使って気持ちを出し合う活動では、同じ表情でも、人によって感じ方が違うことを知ることができました。「気持ちのすごろく」ゲームでは、自分の気持ちを伝えたり、友だちの気持ちを聞いたりすることの楽しさを実感できました。
中学年は、1月29日(月)2限目に、「できること、できないこと」という題材で話し合いました。自分のできること、得意なことの中から、嬉しかったことや楽しかったことを、また、自分ができないこと、苦手なことの中から、悲しかったこと、悔しかったことを、グループで交流し合いました。みんなそれぞれ、得意なことや苦手なことが違うこと。頑張っているけど、できないこともあるということなどを知ることができました。
高学年は、2月7日(水)5限目に、「学校生活トーク&トーク!」という題材で話し合いました。「誰もが自分らしく生活するために自分が大切にしたいこと」ベスト3を理由とともに発表し合う中で、人それぞれ考え方が違うことを知ることができました。
この授業を通して、どの子も、同じことでも一人一人の考え方や思いには違いがあり、お互いの考え方や思いを認め合って生活していくことが、みんなが安心して楽しく過ごせることにつながるということを理解できたのではないかと思います。これからの学校生活の中で、理解したことを、その場の状況に応じて実行に移すことができるといいですね。