第1回 学校運営協議会が開催されました。
5月9日(火)に、第1回栗真小学校学校運営協議会が開催されました。学校運営協議会制度は、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、いっしょに協議しながら子どもたちの豊かな成長を支えていく「地域とともにある学校づくり」を進める仕組みです。
栗真小学校では、今回も、協議会の前に子どもたちの授業の様子を見学していただいた上で、話し合いに入りました。まずは、昨年度承認をいただいていた令和6年度の学校運営の基本方針の確認を行いました。また、栗真小学校の学校運営協議会と地域学校協働本部との関係性についての説明を行うとともに、地域の皆さんによる学校運営への参画の大切さを確認し合いました。以下に、委員の皆様からいただいたご意見やご感想とともに、学校からの回答などを掲載します。
【委員】
★栗真小学校は、以前から地域の方々による支援が十分になされており、今後も継続していくとともに、さらに充実させていきたい。
★1年生から6年生まで、どの子も一生懸命に授業に取り組んでいた。
★日本の教育は30年遅れていると言われている。ここ数年の間に、その当時の知識提供型の教育からの脱却を大急ぎで進めているため、先生方はかなり大変です。
★自分自身を振り返る力がこれからは必要になってくる。
★1年生に何にでも興味を示す子どもらしい姿が見られたが、6年生にも共通する姿が見られていた。学ぶ姿勢の基本となる大切な力が、6年生になっても見られることが素晴らしいです。先生たちの力によるものです。
【学校】
★津市では「複線型の授業」を目指しています。個々の子どもたちが興味・関心のある課題や解決方法などを選択して、主体的に取り組む授業のことです。先生があれこれ指示を出しながら進めるのではなく、先生は伴走者であるという立場です。
★津市では「架け橋プログラム」といって、小学校区の園と子どもたちの実態を話し合いながら、カリキュラムを作成していく取組を始めています。その取組を通して、「非認知能力」という評価できない力を育てていくことを重視しています。例えば、「挑戦する力」「最後まで頑張る力」などです。「自分自身を振り返る力」も非認知能力の一つであり、栗真小学校でも、授業の最後に「振り返りの時間」を設けて、自分自身の活動についての「振り返り」をしています。ちなみに、「知識理解」など、今まで評価してきた力のことを「認知能力」と言います。