不審者対応の避難訓練を実施しました!
7月10日(金)2限目に「不審者対応の避難訓練」を実施しました。当日は、津警察署防犯安全アドバイザーの方に不審者役になっていただき、6年生教室に侵入するという設定で行いました。子どもたちは、事前指導において、学校内で不審者に出会った時の対応について話し合ったり、避難するときの「おはしもち」の徹底について確認したりしていますが、いざというときの避難経路については、訓練だからこそ上手くいったというのが本当のところだと思います。不審者がどこから侵入し、どこへ入ったかによって、避難場所やそこへの避難経路が変わってきます。大切なのは、火事の場合と同じように、現場に近づかないように避難することです。とは言っても、不審者は、火事の現場と違って、移動することも十分あり得ます。そのため、警察に引き渡すまでは、「不審者を同じ場所に留めておく」という教職員の不審者への対応が鍵を握ることになります。その意味では、今回の訓練は、子どもたちのための訓練でありながらも、教職員のための訓練でもあります。
今回の訓練を通して、教職員は、子どもたちの安全確保を第一優先に考え、避難経路や報告連絡体制等を把握徹底し、いかなる事態に対しても適切な行動がとれるようにすることを学びました。そして、子どもたちに対しては、今回の訓練だけでなく、常日頃から、どんな有事であっても、冷静に判断し、自分の身は自分で守る力が身につけられるように、指導していきたいと考えています。