3月10日、地域の和楽会の方々をゲストティーチャーとしてお迎えし、3年生は石うす体験をしました。これは、代々3年生児童と地域の方との交流で取り組まれてきたものです。前年度に収穫した大豆を使って、大豆からきな粉をひいていきます。
この日は、和楽会の5人の方との交流ですが、休み時間に試しに大豆をいり始めていただいていたので、家庭科室から、とても香ばしいしい香りが漂っていました。あいさつを済ませた後、さっそく大豆をいらしてもらいました。「優しくまぜてね。」「パチパチって音がしてきた。」「いい色になってきたよ。」「いい香りだ。」などの声が聞こえてきました。
いり終わった大豆をさまして、いよいよ石うすに大豆を入れて、勢いよく石うすを回し始めた子どもたちですが、思いのほか重い手ごたえに「わっ、重~!」の声も。和楽会の方の力も借りながら、大豆はどんどんきな粉に変身です。換気している家庭科室ですが、香ばしい香りに包まれていきました。
そして、きな粉をふるいにかけ、とてもきれいなきな粉の完成です。
最後に、みんなで洗い物をしたり、掃除をしたりして片づけを済ませた後、子どもたちから感想を発表して、楽しい交流の時間を終えました。