6月26日(木)2・3限に絵本作家の服部 美法さんに来ていただき、3年生を対象に図書室で絵本作りをしていただきました。服部 美法さんの著書は「おふくさん」シリーズ、「もりのちいさなはいしゃさん」シリーズ、「ねむたくないせんにん」、「わがしやパンダ」などがあります。まず初めに、絵本の読み聞かせをしていただきました。次に絵本作りの作り方の説明をしていただき、実際に「すきなもの」をテーマに図書館司書さんと地域の図書ボランティアの方5名の方にお手伝いいただき、絵本を作っていきました。みんなとても集中して、楽しく作っていました。全員の似顔絵を本にしてプレゼントしてもらってとてもうれしそうでした。最後におふくさんのおみくじをさせてもらって大満足で終わりました。そして、クラスのみんなできちんとお礼を言うことができました。これから、絵を描くことが好きになってくれるといいですね。図書館司書さん・図書ボランティアさんお手伝いありがとうございました。
6月25日(水)の3・4限目に、6年生は、三重県埋蔵文化財センターの方による出前授業を受けました。まず、伊勢神宮への参拝者で賑わった伊勢街道沿いで発展してきた「栗真」は、昔この地域に存在した「栗真荘」という荘園の名前が由来であるのではと考えられていることや、約460年前の安土桃山時代には、織田信長の弟の織田信包(津城を造った人物)の家臣である分部光嘉が造った「栗真中山城」が、今の栗真小学校の近くにあったことを教えていただきました。次に、「お七夜」で有名な一身田地区は、高田本山というお寺を中心に発展してきたことや、高田本山専修寺には、三重県内にただ1つしかない国宝建造物があること、この辺りには約550年前の室町時代の遺跡である「専修寺境内遺跡」が見つかったことも教えていただきました。そして、中勢バイパスと津関線とが交わる大里窪田町周辺には、三重県内にある14000か所の遺跡の中でも最も貴重な遺跡の1つである「六大A遺跡」があることを教えていただいたあと、そこから発掘された出土品の説明をしていただきました。最後には、貴重な出土品を手に取って触らせていただきました。子どもたちは、出土品の特徴をじっくりと観察していました。自分たちの身近な地域の話とあって、子どもたちは、興味深そうに歴史を学ぶことができました。
栗真小学校の給食は、白塚小学校で調理されたものを運んでいただいています。また、白塚小学校在籍の栄養教諭に来ていただいて「食教育」の授業をお願いしています。6月23日(月)4限目には、2年生で「野菜のいいところさがしをして、夏野菜をおいしく食べよう」というテーマで、食教育を行っていただきました。まず最初に野菜のいいところカルタをしました。夏野菜で旬の野菜を学びました。夏野菜で風邪知らず、夏野菜で夏バテしないなどいいところを学びました。そして、7月の献立表から夏野菜を見つけました。子どもたちの授業の振り返りの感想から「夏野菜がこんなにあるなんて知らなかった。」「風邪知らずなんてすごいなと思いました。」「秋野菜も知りたいです。」「もっと野菜を食べたいです。」などの意見がありました。このように、給食には季節の野菜がたくさん入っていることや野菜の良さを知って、野菜を好きになってほしいなと思います。
6月23日(月)3限目に、4年生は下水道についての理解を深めるため、三重県下水道公社の方に来ていただき、「下水道出前授業」をしていただきました。まず、上水道と下水道について詳しく教えていただいた後、CODという水の汚れの指標を使って、川の上流・中流・下流の汚れの違いとそこに住む魚を教えていただきました。次に、家から出る下水の量とCODを教えていただきました。台所は料理の油などを含む水を流すのでCODが高く、油はできるだけキッチンペーパーや新聞紙でふき取ってから流すということを教えていただきました。浄化センターに流れてきた汚れた下水は、微生物の力を使って、きれいにしてから川や海に流すそうです。そして、CODの測定実験(パックテスト)を醤油・ガムシロップ・麦茶を使って子どもたちが行い、最後に、汚れをきれいにする微生物の動画を見せていただきました。家庭で出る油の汚れには驚いたようで、これからはどのようにすればよいか考えるきっかけになったのではないでしょうか。
今年度も、引き渡し訓練を実施しました。引き渡しの決定の放送を子どもたちに向けて流すとともに、保護者の方へも、その旨のメール配信を行いました。授業参観後の訓練ということで比較的スムーズに進みました。いろいろとご都合もおありだったと思いますが、ご協力ありがとうございました。また、災害の規模によっては、学校へ向かう途中の道路状況などによって、車による引き渡しが難しい場合が出てくる可能性があります。近くの道路状況などで、危険な状況が把握できた場合などは、学校へ連絡していただけると、大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。
6月19日(木)今年度2回目の授業参観を実施しました。この日は、栗真小学校に関連する保育園の先生方にも参観していただきました。今回の授業でも、タブレット端末や大型テレビなどの視聴覚機器を活用した授業が目立ちました。また、グループで話し合う協働的な授業も見られました。子どもたちは、久しぶりの授業参観だったためか、少し緊張しながら頑張っていました。保護者の皆様、ご参観、ありがとうございました。
6月18日(水)4限目に6年生は、税に対する理解を深めるため「租税教室」を実施しました。「税金」については社会科で学習しましたが、より詳しく、たくさんのことを教えていただきました。税金の種類や使い道について教えていただく中で、税金がなければどうなってしまうのか、動画を用いて学習していきました。「橋を渡るときにいつも通行料がかかる」「救急車を呼んだり、警察に何かしてもらうと有料になる」「ゴミを回収してくれる人がいなくなり、町がごみであふれる」など、私たちの生活が不便になることがたくさんあることがわかりました。学習する前、税金がなければよいと思っていた子どもたちも、税金は大切なんだということが理解できたようです。子どもたちの授業の振り返りの中で「税金を軽く思っていたけど、大変なことやびっくりしたことがあって、税金についてしっかり見直すことができました。」「税金とは、みんなで社会を支えるための会費のことなんだと思いました。」という意見が出ました。最後に、子どもたちは1億円(見本)の重さを体感して租税教室を終えました。
6月4日(水)に「津市おはなしグループ連絡会」の方々が来校し、全学年を対象に「おはなし会」を行っていただきました。3限目は、1・3・5年生に向けて、4限目には、2・4・6年生に向けて、それぞれの学年の発達段階に合わせた本を3冊ずつ準備していただきました。準備された本の原作は、日本だけでなく、海外の本も含まれています。本を通して、海外の文化を知るよい機会にもなりました。
この「おはなし会」ですが、よくある「読み聞かせ」とは異なり、本を見せながらではなく、語り手が、本に記載された内容をすべて記憶したうえで、子どもたちを前に情感を込めて語っていくというものです。大変長い物語もあり、その記憶力には脱帽してしまいます。子どもたちはお話を聞きながら、文章を情景に置き換えるなどして内容を理解していくことになります。このことからも、読書をすることで、感性が豊かになり、想像力が育つということにも納得できます。「津市おはなしグループ連絡会」の皆さん、ありがとうございました。
今年の運動会当日は、天気が心配されましたが、最後まで雨の降ることなく無事終えることができ、よかったと思います。子どもたち一人ひとりが、全力を出し切って頑張る姿が見られ、すばらしい運動会だったと思います。子どもたちは、おうちの人が応援していただく中で、競技や演技をすることは、大変緊張したのではないかと思います。そんな中、一生懸命に走ったり、笑顔いっぱいでとても楽しそうに演技したりする子どもたちの姿は、見る人の心を動かすすばらしいものであったと思いました。きっと、今日の運動会は、子どもたちの素敵な思い出になったことと思います。頑張る子どもたちに大きな声援をありがとうございました。また、運動会の閉会後の後片付けにも、多くの保護者や地域の皆様にお手伝いをいただきました。本当にありがとうございました。保護者のみなさまのご理解とご協力のおかげで、学校が支えられているということを改めて感じました。今後とも、栗真小学校や子どもたちのためにお力添えをいただきますようよろしくお願いいたします。
いよいよ運動会の日が近づいてきました。今年の運動会は5月に行うこととなりました。新しい学年が始まってまだ2か月、本格的に練習を始めたのはゴールデンウイークが終わってからでした。短い練習期間ではありますが、運動会のスローガン「力を合わせて勝利をつかめ!」にあるように、みんなで力を合わせ、先生たちの指導をしっかり聞いて練習を重ねてきました。一人ひとりが主役となって、どんな頑張っている姿を見せてくれるかと、とても楽しみです。特に6年生は最後の運動会です。思い出に残る最高の運動会にしてほしいと思います。当日は頑張る子どもたちに大きな声援をお願いします。
<練習の様子>