毎年、運動場の片隅で実をつける南高梅。今年は、この梅を使って「梅干し」作りに挑戦することにしました。学校の梅だけでは、足りないので、おばあちゃんや友だちからもらった梅も入れて漬けることにしました。
数日たって梅の実が熟してきたところで、いよいよスタートです。
算数の要素を使って、梅の重さを量ったり、梅の重さの12%の塩の量の計算したりしました。
梅の実をきれいに洗い、爪楊枝でへたを取り、焼酎で消毒をしたりしながら、瓶に梅を入れ、塩を入れて、
最後に、ビニール袋に水を入れ3kgほどの重しをし、1時間ほどで漬け終わりました。
次の日から、毎日梅酢が上がってくるのを楽しみに梅をつけた瓶を観察していきました。3日ほどすると、もう梅がすっかり浸かるほどの梅酢が上がってきて大喜びでした。
それから2週間ほど経って、赤しそと赤梅酢を入れました。そして、毎日、梅干しの様子を写真に記録したり、瓶を斜めにして梅酢を回したりしながら、夏休みに突入します。
夏休み中に土用干しを2~3日行って、2学期に給食の日に6年生のみんなと、暖か御飯と一緒に試食できるのを楽しみにしています。